天空の町 高野町富貴へ

奈良県の明日香村で農業をしていましたが、2025年8月に和歌山県高野町富貴に拠点を移しました。
一度、農業の道を諦めかけていた時に、声をかけてくれたのは富貴で農業をしていた『愉農』の山根啓志さんでした。

現在はお互い協力しながら、農業を行っています。
農業をやっていて、一人で出来ることは限られていることは痛感しました。
たくさんの人たちと関わり、より大きなモノを生み出していきたいです。
会社員から農の道へ

大学を卒業し、大手の建設機械メーカーに就職しました。
会社にはたくさんの経験をさせていたただいたので、今でも感謝はしていますが、
日本が海外に依存し、危険な農薬が使用され、食品添加物も承認数も世界一など、日本の食の危険性を知りました。
そこから、自分で野菜を作りたいと感じ、自然農の川口由一さんが開かれた赤目自然農塾の存在を知り、休日に通い、自然農の野菜作りを学びました。
川口由一さんの好きなお言葉で
『生きるのに必要なものをもたらしてくれるのは、いのちの営みのなかで作り出される自然の恵みしかない。』
『自然農とは「いのちの道」「人の道」「わが道」を同時に生きること。』
があります。
本当に必要なものは少なく、その必要なものは自然の恵みから生み出されること。
自然農はその自然に沿い、人の喜びを生み、自分の納得した道を歩めるものだと感じました。

そこから東京で働くようになり、農とは離れていましたが、たまたまYouTubeで、橋本自然農苑の存在を知り、その内容に心を打たれ、農苑の見学にお伺いすることになりました。
そこでも橋本進さんの話や野菜の美味しさに衝撃を受け、これは私がやっていきたいことだと確信を得ることができました。
生きている中で、いつの間にか、誰かが決めた価値観を植え付けられて、その道を歩んでしまいます。
私もその一人でしたが、限りある時間を大切なことに使っていきたいと感じるようになりました。
富貴の恵

高野町富貴は一つの農地面積は狭いところが多く、鹿の獣害などもあり、農業には不利な部分がありますが、清らかな自然や冷涼な気候で育った富貴の野菜は格段に美味しいです。
また農作業をしていると、周りの方が声を掛けくれ、元気をいただいています。
感謝を心を忘れずに

現在、農業を続けられているのは、たくさんの方に助けていただいたからです。
本当に困った時に、手を差し伸べてくれる方がいることは、何にも変え難いことです。
感謝の気持ちを忘れず、これからも体に優しく、美味しい野菜を育てていきます。



